Special Contents 相続・事業承継について

Special

HOME//相続・事業承継について

相続・事業承継について

相続・事業承継について

「こんなはずじゃ無かった・・・」

これは、相続した側(両親・経営者)の言葉では、ありません。
残された側(子ども達・社員)の言葉です。
なぜなら、相続が発生した時には、相続した側は、既にこの世におられないからです。

仕事柄、様々な相続の場面に立ち会ってまいりました。
「現役の間、散々税金やら社会保険やら差し引かれて生活し、年金生活になっても
手取りいくらで生活をし、コツコツと資産運用で増やしたと思ったら、
最後は相続税の支払いが待っているんだから・・・」

ご相談者に嘆かれたことがあります。
若い頃から、きっちり収支を管理し、資産運用の計画を立て、色々な観点から分散投資をして増やしてきた財産は、人生の最後もしっかりとした出口を用意しておかないと、
下手をすると増やしてきた以上の支出となる場合もあります。

「相続なんて我が家には関係ない」よく耳にします。
おそらく”相続税”とイメージされているのでは。

確かに、相続税の支払い対象となる方は10%未満です。
しかし、相続とは「人が亡くなった際、財産が引き継がれること」です。
縁起でもない話、ではありません。特定の方にだけ関係のある話、でもありません。
全ての方に必ず関係のある話となります。

なるべく相続税を納めないように、という安直な話をしたい訳ではありません。
場合によっては、納税額を多くする事が、スムーズな相続につながる事もあります。
つまり、”相続対策” と”相続税対策”は、違う事なのです。
ただ、事前に対応しておく事によって、人生の分かれ道をまるっきり変えてしまう事も
可能です。

家庭内では”相続”、会社経営では”事業承継”、本質的には同じです。

次世代に引き渡す準備ができておられますか?
次世代の方は、受け継ぐ準備は、いかがですか?
まだ早いという方には、では何歳くらいにお考えの予定ですか?
そしてその予定を、残される側の方々にお伝えしていますか?

家庭内の、企業内のバランスを保ち続けるために。。。